2026年の春、茨城県で美しい桜を楽しみたい方へ。
「日本さくら名所100選」に選ばれた有名な公園から、知る人ぞ知る穴場スポットまで、茨城県には魅力的なお花見スポットがたくさんあります。
本記事では、地元民もおすすめする桜の名所を厳選して7つご紹介。
例年の見頃時期や、夜桜ライトアップ、混雑を避けるポイントなどもあわせて解説しますので、春のお出かけ計画にぜひお役立てください。
【厳選】茨城県のおすすめお花見・桜の名所7選
茨城県には、自然豊かな地形を活かしたダイナミックな桜の名所が数多く存在します。
ここでは、数あるスポットの中から、初めて訪れる方にも自身を持っておすすめできる「茨城県を代表する桜の名所」を7つ厳選しました。
それぞれの特徴や魅力をチェックして、お気に入りの場所を見つけてください。
1. 偕楽園・千波湖畔【水戸市】

日本三名園のひとつである「偕楽園」は梅の名所として有名ですが、実は春の桜も見逃せません。
特に隣接する「千波湖(せんばこ)」の湖畔には、周囲を囲むようにソメイヨシノなどの桜並木が続き、水辺の散策やサイクリングに最適なスポットとなっています。
湖面に映る桜の風景は非常に穏やかで、広々とした芝生広場もあるため、ピクニック気分でのお花見にもぴったりです。
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日本三名園 偕楽園
2. 平和通り・かみね公園【日立市】

日立駅前から国道6号線まで約1kmにわたって続く「平和通り」は、茨城県でも屈指の桜のトンネルとして知られています。
「日本さくら名所100選」にも選ばれており、満開時には空を覆いつくすような圧倒的な桜のアーチを楽しむことができます。
また、市内を見下ろす高台にある「かみね公園」もあわせて訪れたいスポット。
こちらは動物園や遊園地が併設されており、太平洋と桜のコントラストを一望できる絶好のロケーションです。
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平和通りの桜(日立市観光物産協会)
3. 静峰ふるさと公園【那珂市】

「日本さくら名所100選」に選ばれている那珂市の「静峰(しずみね)ふるさと公園」。
ここの最大の特徴は、ソメイヨシノが散り始めた頃に見頃を迎える「八重桜(ヤエザクラ)」の名所であることです。
園内には約2,000本の八重桜が植えられており、ふんわりとしたボリュームのある花が咲き誇る様子は圧巻。
一般的な桜のシーズンを逃してしまった場合でも、ここなら4月中旬以降までお花見を楽しめるのが魅力です。
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静峰ふるさと公園(那珂市観光協会)
4. YAWARA福岡堰さくら公園【つくばみらい市】

小貝川沿いにある「福岡堰(ふくおかぜき)」は、関東三大堰のひとつに数えられる治水施設です。
堤防沿いには約1.8kmにわたって桜並木が続き、用水路の水面に桜が映り込む幻想的な風景は多くの写真愛好家を魅了しています。
隣接する「福岡堰さくら公園」には大型遊具や水遊び場も整備されているため、小さなお子様連れファミリーのお花見スポットとしても大変人気があります。
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YAWARA福岡堰さくら公園(つくばみらい市観光協会)
5. 雨引観音(雨引山楽法寺)【桜川市】

安産・子育ての霊場として知られる古刹、「雨引観音(あまびきかんのん)」。
境内には河津桜、エドヒガン、ソメイヨシノなど多種類の桜が植えられており、比較的長い期間お花見を楽しめるのがポイントです。
また、境内では孔雀(クジャク)が放し飼いにされており、運が良ければ「優雅な孔雀と桜」という珍しい共演を見ることができるかもしれません。
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雨引観音(雨引山楽法寺)
6. 権現山公園【潮来市】

潮来市の小高い丘の上に位置する「権現山(ごんげんやま)公園」は、霞ヶ浦を一望できる絶景スポットです。
春には約250本のソメイヨシノと、ツツジが咲き競い、ピンクや赤の鮮やかな色合いに包まれます。
展望台からの眺めが素晴らしく、霞ヶ浦の雄大な景色と桜を同時に楽しめるため、晴れた日のドライブやピクニックにおすすめです。
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権現山公園(潮来市公式ホームページ)
7. 般若院のシダレザクラ【龍ケ崎市】

賑やかなお花見よりも、一本の桜と静かに向き合いたい方におすすめなのが、龍ケ崎市にある「般若院(はんにゃいん)」です。
本堂裏手にあるシダレザクラは、樹齢400年以上、高さ約10メートル、幹周り約5メートルという巨木で、県の天然記念物にも指定されています。
地面につきそうなほど垂れ下がった枝に花が咲く姿は、まるで桜のシャワーのよう。
その荘厳で力強い姿は必見です。
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般若院(観光いばらき)
2026年の開花はいつ?茨城県の桜の見頃時期と傾向

お花見の計画を立てる上で最も重要なのが「開花時期」です。
近年の温暖化傾向により、全国的に桜の開花は早まる傾向にありますが、茨城県内でもその年ごとの気温変化によって1週間程度のズレが生じることがあります。
ここでは、2026年の予想される傾向と、エリアごとの見頃の目安について解説します。
県央・県北・県南エリア別の開花傾向
茨城県は面積が広く、南部(東京寄り)と北部(福島県寄り)、あるいは平野部と山間部で気温差があるため、同じ県内でも見頃の時期が異なります。
例年の傾向として、つくば市や土浦市などの「県南エリア」が最も早く、3月下旬頃から見頃を迎えることが多いです。
続いて水戸市などの「県央エリア」が咲き始め、日立市や大子町などの「県北エリア」はそれより数日〜1週間ほど遅れて満開になる傾向があります。
もし県南エリアで桜が散り始めていても、県北エリアへ足を伸ばせば、まだ満開の桜に間に合う可能性が高いです。
早咲きから遅咲きまで!長い期間楽しむためのポイント
「ソメイヨシノ」の見頃は短く、満開から1週間程度で散ってしまいますが、桜の品種を変えることで1ヶ月以上お花見を楽しむことが可能です。
茨城県内で長く楽しむためのリレー形式は以下の通りです。
- 2月下旬〜3月中旬:
一足早い春を告げる「河津桜(カワヅザクラ)」が見頃を迎えます。 - 3月下旬〜4月上旬:
メインとなる「ソメイヨシノ」が県内各地で満開になります。お花見のピークはこの時期です。 - 4月中旬〜4月下旬:
那珂市の静峰ふるさと公園などで「八重桜(ヤエザクラ)」が見頃を迎えます。ソメイヨシノが散った後でも楽しめる貴重なシーズンです。
2026年の最新の開花予報は、気象協会などのサイトで随時更新されます。出発直前には必ず最新情報をチェックするようにしましょう。
幻想的な夜桜を楽しむ!ライトアップが開催される名所

青空の下で見る桜も素敵ですが、日が暮れてからライトアップされた「夜桜」は、昼間とは一味違う幽玄な美しさがあります。
幻想的な光に包まれた桜は非常にロマンチックで、デートや仕事帰りのリフレッシュにも最適です。
ここでは、茨城県内で特に人気が高い、夜桜ライトアップスポットをご紹介します。
日立さくらまつり【日立市】
「日立さくらまつり」の期間中、平和通りの桜並木は華やかなイルミネーションで彩られます。
約1kmに及ぶ桜のトンネルが様々な色の光で照らし出される様子は、まさに光の芸術。
「日本夜景遺産」にも認定されており、夜空に浮かび上がる桜のアーチは一見の価値があります。
また、イベント期間中には、ユネスコ無形文化遺産である「日立風流物(ひたちふりゅうもの)」という巨大な山車(だし)が公開されることもあり、伝統文化と桜の共演を楽しめます。
2026年は4月1日(水)~4月12日(日)の期間で開催が予定されています。
そのうち、4月4日(土)、4月5日(日)にメインイベントが実施される予定です。
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日立さくらまつり
水戸の桜まつり【水戸市】
水戸市の春の風物詩「水戸の桜まつり」では、偕楽園や千波湖周辺でライトアップが行われます。
ぼんぼりの柔らかな灯りが桜を照らし出し、千波湖の水面に夜桜が映り込む静謐な景色を楽しむことができます。
派手なイルミネーションというよりは、情緒あふれる大人の雰囲気が漂うため、ゆったりと散歩を楽しみたいカップルや夫婦におすすめのスポットです。
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水戸の桜まつり(水戸観光コンベンション協会)
福岡堰さくらまつり【つくばみらい市】
福岡堰さくら公園周辺で行われる「福岡堰さくらまつり」でも、開花状況に合わせてライトアップが実施されます。
ここの見どころは、なんといっても用水路の水鏡に映る「逆さ桜」のライトアップです。
風のない夜には、黒い水面にピンク色の桜がくっきりと浮かび上がり、まるで別世界に迷い込んだような幻想的な写真を撮ることができます。
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福岡堰さくらまつり(観光いばらき)
【シーン別】デートや家族連れにおすすめの桜スポット

お花見と一口に言っても、家族でワイワイ楽しみたいのか、カップルでゆっくり過ごしたいのかによって、選ぶべき場所は変わってきます。
ここでは、シチュエーション別に最適な楽しみ方とスポットをご提案します。
【家族・子供連れ】遊具充実&ピクニックができる公園
小さなお子様連れの場合、桜を見るだけでは子供が飽きてしまうことも。
おすすめは、大型遊具や広い芝生広場が併設されているスポットです。
特に「福岡堰さくら公園」や日立市の「かみね公園」は、子供が遊具で遊んでいる間に、大人は近くで桜を眺めるといった過ごし方が可能です。
また、レジャーシートを広げてお弁当を食べるなら、トイレ設備が整っており、ベビーカーでも移動しやすい平坦な道の多い「千波湖」周辺が安心です。
【デート】ロマンチックな散策路やボートに乗れるスポット
デートでお花見に行くなら、会話を楽しみながらゆっくり歩ける散策路がある場所や、特別な体験ができるスポットがおすすめです。
水戸市の「千波湖」では、桜を眺めながら2人でスワンボートや手漕ぎボートに乗ることができ、水上からの特別なアングルでお花見を楽しめます。
また、人混みを避けて静かに過ごしたい場合は、古刹の雰囲気が漂う「雨引観音」や「般若院」などを巡る、大人のドライブデートも素敵です。
【ドライブ】車窓から楽しむ桜トンネルと駐車場情報
「あまり歩かずに桜を楽しみたい」「雨天でもお花見気分を味わいたい」という場合には、車に乗ったまま楽しめるスポットが最適です。
日立市の「平和通り」は、車道がそのまま桜のトンネルになっており、ドライブスルー感覚で満開の桜並木を通り抜けることができます。
ただし、見頃の時期の土日は周辺道路や駐車場が大変混雑します。
ドライブでお花見をする際は、事前に駐車場の有無や交通規制(歩行者天国になる時間帯など)を必ずチェックしてから出かけましょう。
お花見を快適に楽しむための注意点とアクセス情報

人気のお花見スポットには多くの人が集まります。
「行ってみたら駐車場に入れなかった」「寒くてすぐに帰ってしまった」といった失敗を防ぐために、事前の準備と混雑対策をしっかりしておきましょう。
ここでは、茨城県でのお花見をより快適にするためのポイントを解説します。
人気スポットの混雑回避テクニックと時間帯
偕楽園や日立平和通りなどの有名スポットは、見頃時期の土日祝日には周辺道路が大渋滞します。
混雑を避けるための最も確実な方法は、「早朝」に到着することです。
多くの観光客は午前10時以降に到着するため、朝8時〜9時台に現地入りすれば、比較的スムーズに駐車場を確保でき、人の少ない静かな環境で写真を撮ることができます。
また、お昼過ぎには帰宅の渋滞が始まりやすいため、「午前中にお花見を済ませて、ランチ後に移動する」という早めのスケジュールを組むのがおすすめです。
花見にあると便利な持ち物・服装のポイント
3月下旬〜4月上旬の茨城県は、日中は暖かくても、朝晩や風のある日は急激に冷え込みます。
特に夜桜を見に行く場合や、水辺(千波湖や福岡堰など)に行く場合は、体感温度が下がるため「冬物のコート」や「カイロ」などの防寒対策が必須です。
また、千波湖や公園など広い敷地を散策するスポットが多いため、ヒールや革靴よりも「歩き慣れたスニーカー」で行くことをおすすめします。
レジャーシートを広げる場合は、地面からの冷気を防ぐために、厚手のシートや折りたたみクッションがあると快適に過ごせます。
公共交通機関 vs 車(レンタカー)どちらがおすすめ?
アクセス手段は、目的地によって使い分けるのが正解です。
【電車がおすすめのエリア】
水戸市(偕楽園・千波湖)や日立市(平和通り)は、駅から徒歩やバスですぐにアクセスできるため、渋滞知らずの電車利用が圧倒的に便利です。
駅周辺での食事や買い物も充実しています。
【車がおすすめのエリア】
つくばみらい市(福岡堰)や那珂市(静峰ふるさと公園)、桜川市(雨引観音)などは駅から離れているため、車でのアクセスが基本となります。
ただし、シーズン中は駐車場の満車が予想されるため、事前に臨時駐車場の位置を確認しておきましょう。
他県から訪れる場合は、主要駅まで電車で行き、そこからレンタカーを利用するのも一つの手です。
まとめ:2026年の春は茨城県の桜名所で素敵な思い出を

海や山、湖など、豊かな自然に恵まれた茨城県には、その地形を活かしたダイナミックで美しい桜の名所が数多く存在します。
「日本さくら名所100選」に選ばれるような有名な公園から、静かに歴史を感じられる寺院まで、その魅力は多種多様。
どこのスポットに行こうか迷っている方は、まずは「誰と」「どんなシチュエーションで」楽しみたいかをイメージしてみてください。
2026年の春は、今回ご紹介した情報を参考に、少し早起きをして混雑を避けたり、夜桜のライトアップで特別な時間を過ごしたりと、自分だけの楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。
桜の開花期間はほんの一瞬です。
見逃してしまわないよう、最新の開花予報や天気予報をこまめにチェックして、最高のお花見計画を立ててくださいね。
茨城県の美しい桜が、あなたの2026年の春を素敵に彩ってくれるはずです。