瀬戸内海を渡る風が少しずつ春の匂いを運び始める季節になりました。
2026年の春、うどん県こと「香川県」へのお花見旅行やドライブを計画されている方も多いのではないでしょうか。
しかし、桜の旅行計画で最も頭を悩ませるのが「行くタイミング」です。
「せっかく休みを取って行ったのに、まだ蕾だった…」「一番綺麗な満開の時期を逃してしまった」
そんな失敗を防ぐため、この記事では気象庁の過去データや、2025年末〜2026年初頭の気温推移を基に、香川県の桜(ソメイヨシノ)の開花傾向を徹底分析しました。
高松市の具体的な開花・満開予想日はもちろん、世界的に有名な絶景スポット「紫雲出山」の最新情報から、人混みを避けて楽しめる穴場、そして夜桜ライトアップまで。
2026年の春、香川での一日を最高の思い出にするための情報を余すことなくお届けします。
まずは、気になる「今年のベストな週末」の予想から見ていきましょう。
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【2026】香川県でおすすめのお花見スポット・桜名所7選
香川県の桜の見どころと2026年の開花傾向 「うどん県」として知られる香川県ですが、実は春になると県内全域が美しいピンク色に染まる「桜の名所」の宝庫でもあります。 日本の都市公園100選に選ばれた公園 ...
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2026年(令和8年)香川県の桜開花予想・満開日

2026年の春、香川県でお花見を計画されている方へ向けて、最新の気象データと過去の統計に基づいた開花予想をお届けします。
今年の冬の気温推移から分析した、高松市および香川県全域の桜(ソメイヨシノ)のスケジュールをご覧ください。
高松市の開花宣言はいつ?予想日と開花傾向
日本気象協会などの過去のデータおよび、2025年末から2026年1月にかけての気温傾向を分析すると、2026年の高松市の開花予想日は3月24日(火)〜3月26日(木)頃となる見込みです。
香川県の桜の開花宣言は、高松地方気象台にある「標本木(ソメイヨシノ)」で5〜6輪以上の花が開いた状態が確認された時に発表されます。
平年の開花日は3月27日ですが、近年の温暖化傾向により早まる年が増えています。2026年も平年並みか、やや早い開花が予想されます。
見頃のピーク(満開)はいつからいつまで?
一般的に、桜は開花宣言から約1週間〜10日で満開を迎えます。
この法則を2026年のカレンダーに当てはめると、満開のピークは4月2日(木)頃から始まる予想です。
お花見の計画を立てる上で最も重要な「見頃の週末」は以下の通りです。
- 七分咲き〜満開:3月28日(土)・29日(日) ※場所によってはまだ早めの可能性あり
- 満開〜散り始め:4月4日(土)・4月5日(日)
特に4月4日(土)・5日(日)の週末は、県内のほとんどの名所で満開の桜と桜吹雪が楽しめる絶好のチャンスとなるでしょう。ホテルの予約やレンタカーの手配はこの日程周辺を狙うのがおすすめです。
【2026年版】暖冬・寒波の影響は?例年データとの比較分析
桜が美しく咲くためには、冬の間に厳しい寒さにさらされて目を覚ます「休眠打破(きゅうみんだは)」というプロセスが必要です。
2026年の冬は、一時的な寒波はあったものの全体としては暖冬傾向にあります。
休眠打破が不十分だと開花が遅れることがありますが、2月・3月の気温が平年より高くなると予想されているため、春の暖かさが休眠打破の遅れを取り戻し、一気に開花が進むパターンが推測されます。
この場合、咲き始めから満開までの期間が短くなる傾向があるため、最新の開花情報をこまめにチェックすることをおすすめします。
香川県の人気桜名所5選|2026年の見頃予想と特徴
香川県内には、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で三つ星を獲得した庭園から、瀬戸内海を一望できる絶景スポットまで、個性豊かな桜の名所が点在しています。
ここでは、特に人気の高い5つのスポットについて、2026年の見頃予想と楽しみ方のポイントを解説します。
特別名勝 栗林公園(高松市)|ライトアップと湖面の桜

国の特別名勝に指定されている栗林公園(りつりんこうえん)は、ソメイヨシノを中心に約300本の桜が園内を彩ります。
高松市の中心部に位置するため、開花時期は市の標本木とほぼ同じ動きをします。2026年は3月下旬に開花し、4月上旬に見頃のピークを迎えるでしょう。
最大の見どころは、夜間のライトアップです。湖面に映り込む「逆さ桜」の幻想的な風景は必見です。期間中は和船の夜間運航も行われますが、非常に人気が高いため、事前のWEB予約を強くおすすめします。
紫雲出山(三豊市)|瀬戸内海と桜の絶景コラボ

米国ニューヨーク・タイムズ紙で紹介され、世界的な注目を集めた紫雲出山(しうでやま)。山頂からは、瀬戸内海の多島美と薄紅色の桜のコントラストを一望できます。
標高が高いため、平地よりも開花が数日遅れる傾向があります。2026年の見頃は4月5日(日)〜4月10日(金)頃まで長く楽しめると予想されます。
注意点として、桜のシーズン中は周辺道路の渋滞緩和と環境保護のため、マイカーの乗り入れ規制や「完全予約制(オンラインチケット)」が導入される可能性が高いです。3月に入ったら必ず三豊市観光交流局の公式サイトで最新情報を確認してください。
金刀比羅宮(琴平町)|こんぴらさんの桜馬場

「こんぴらさん」の愛称で親しまれる金刀比羅宮。大門までの石段沿いや、大門を抜けた先にある「桜馬場」と呼ばれるエリアが桜のトンネルとなります。
2026年の見頃予想は3月下旬〜4月上旬です。
春の「桜花祭」が開催される時期でもあり、神職の行列と桜の組み合わせは日本の春ならではの厳かな美しさがあります。参拝で石段を登るため、動きやすい靴と体温調節しやすい服装で訪れるのがベストです。
県立桃陵公園(多度津町)|海を見下ろす桜のトンネル

多度津町の桃陵(とうりょう)公園は、約2,000本のソメイヨシノが咲き誇る県内有数の規模を誇る名所です。
「一太郎やあーい」の像周辺から見る桜と瀬戸内海の景色は絶景。遊歩道が整備されており、桜のトンネルの下を散策できます。
地元の人々に愛されるお花見スポットで、家族連れやグループでのピクニックに最適です。見頃は高松市とほぼ同時期の予想です。
公渕森林公園(高松市)|チューリップと桜の競演

高松市郊外にある公渕(きんぶち)森林公園は、約5,000本という圧倒的な数の桜が魅力です。
ここの特徴は、メインストリートの桜並木の下に植えられた色とりどりのチューリップです。桜のピンクとチューリップの鮮やかな色彩のコラボレーションは写真映え間違いなしです。
敷地が広大で駐車場も多いため、ドライブでのお花見にも適しています。2026年の見頃ピークである4月最初の週末は混雑が予想されるため、午前中の早い時間の到着がおすすめです。
人混みを避けてゆっくり楽しむ!香川の桜「穴場」スポット

「有名スポットは魅力的だけど、人混みや渋滞は避けたい」
そんな方におすすめしたいのが、地元の方々が散歩がてらに楽しむような、ゆったりとした時間が流れる穴場スポットです。
2026年の春は、少し足を延ばして静かなお花見を楽しんでみてはいかがでしょうか。
【東讃エリア】亀鶴公園(さぬき市)|水面に映る赤い橋と桜
東讃エリアの桜の名所として知られる亀鶴(きかく)公園。園内にある宮池の中央には、宇佐神社へと続く長い参道と赤い橋が架かっています。
この赤い橋の両脇に並ぶ桜並木が非常に美しく、水面に映る「逆さ桜」と赤い橋のコントラストは、栗林公園にも引けを取らないフォトジェニックな光景です。
敷地がフラットで歩きやすいため、ベビーカーや車椅子を利用される方でも無理なくお花見を楽しめるのが嬉しいポイントです。
【西讃エリア】朝日山森林公園(三豊市)|360度パノラマの隠れ名所
高瀬町の朝日山山頂にあるこの公園は、知る人ぞ知る絶景スポットです。
山頂にはお城の形をした展望台があり、そこからは讃岐平野や瀬戸内海を360度の大パノラマで見渡すことができます。春には約2,000本の桜が山全体をピンク色に染め上げます。
同じ三豊市の「紫雲出山」が大人気で混雑する一方、こちらは比較的ゆったりと過ごせる傾向にあります。車で山頂付近まで上がれるため、ハイキング気分で手軽に絶景桜を楽しみたい方におすすめです。
【島エリア】女木島の桜(高松市)|フェリーで行く「鬼ヶ島」のお花見
高松港からフェリーで約20分。「鬼ヶ島」伝説で知られる女木島(めぎじま)も、実は素晴らしい桜スポットです。
山頂にある「鬼ヶ島大洞窟」へ続く園路や、展望台周辺に約3,000本の桜が咲き誇ります。展望台からは、桜越しに瀬戸内海と高松市街地を一望でき、海風を感じながらの開放的なお花見が叶います。
島へ渡るというひと手間があるため、県内の主要スポットに比べて混雑は緩やかです。船旅と島散策、そしてお花見をセットにした、非日常感あふれる1日プランを立ててみてはいかがでしょうか。
2026年 香川県の夜桜・ライトアップ開催情報

陽の光に輝く桜も素敵ですが、夜空に浮かび上がる「夜桜」もまた格別の美しさがあります。
仕事帰りやディナーの後に立ち寄れる、アクセス良好なライトアップスポットを中心に紹介します。
※開催日程は開花状況により前後する場合があります。お出かけ前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。
特別名勝 栗林公園「春のライトアップ」
香川県の夜桜といえば、やはり栗林公園は外せません。期間中は開園時間が延長され、園内のソメイヨシノがライトアップされます。
2026年の開催日程は、開花予想に合わせて3月27日(金)〜4月5日(日)頃が有力です。
見どころは、北湖(ほっこ)の水面に映る桜です。風のない夜には水面が鏡のようになり、息を呑むような美しさを見せてくれます。
期間中は園内で和菓子や軽食の屋台が出ることも多く、お祭り気分を楽しめます。
丸亀城「丸亀城桜まつり」|石垣とぼんぼりの灯り
「石垣の名城」として知られる丸亀城。亀山公園内には約1,000本の桜があり、シーズン中は数百個のぼんぼりが点灯します。
日本一の高さを誇る石垣と、淡いぼんぼりの灯りに照らされた桜のコラボレーションは、日本の風情そのもの。18:00〜21:00頃まで点灯されるため、丸亀市周辺での夜の散策に最適です。
史跡高松城跡 玉藻公園|桜の馬場・夜間無料開放
JR高松駅や高松港からすぐの場所にある玉藻(たまも)公園。例年、桜の見頃に合わせて10日間程度の「夜間無料開放」が行われます。
重要文化財の建物と桜を同時に楽しめるほか、アクセスが非常に良いため、旅行中の夕食前後の隙間時間に気軽に立ち寄れるのが魅力です。
海風を感じながら、ライトアップされた「桜の馬場」を歩くコースは、デートスポットとしても人気があります。
お花見シーズンの香川県の気温とおすすめの服装

「瀬戸内だから暖かいはず」と油断していると、意外な寒さに驚くのがこの季節です。
香川県の3月下旬〜4月上旬は、昼夜の寒暖差(気温差)が激しい時期。快適にお花見を楽しむために、具体的な気温の目安と服装のポイントを押さえておきましょう。
3月下旬〜4月上旬の平均気温と傾向
香川県(高松市)のこの時期の平均気温は以下の通りです。
- 最高気温:15℃〜18℃前後(日中はポカポカ陽気)
- 最低気温:5℃〜8℃前後(冬のコートが必要な寒さ)
日差しがあるお昼間は長袖シャツ1枚でも過ごせる暖かさになりますが、日が落ちると一気に気温が下がります。
特に海沿いのスポット(桃陵公園や女木島など)や山間部(紫雲出山など)では、体感温度がさらに低くなるため注意が必要です。
失敗しない!時間帯別のおすすめコーディネート
【日中のお花見】
春らしい薄手のニットやカットソーに、トレンチコートやマウンテンパーカーなど「風を通さないアウター」を羽織るのがベストです。
金刀比羅宮や栗林公園など、歩き回るスポットが多いので、脱ぎ着しやすい重ね着(レイヤード)スタイルを心がけましょう。
【夜桜・ライトアップ】
夜のお花見は「真冬の装備」でちょうど良いくらいです。
地面からの冷気で底冷えするため、厚手のジャケットやインナーダウンに加え、ストールやマフラーがあると重宝します。レジャーシートを敷いて宴会をする場合は、使い捨てカイロやブランケットが必須アイテムです。
【足元の注意点】
香川の桜名所は、砂利道や石段、坂道が多いのが特徴です。
ヒールのある靴は避け、履き慣れたスニーカーで訪れることを強くおすすめします。特に金刀比羅宮(785段以上の石段)へ行く予定の方は必須です。
まとめ:2026年の香川の桜は4月上旬がベストシーズン!

ここまで、2026年の香川県の桜開花予想とおすすめスポットをご紹介してきました。
最後に、今年のお花見計画で絶対に押さえておきたいポイントを振り返りましょう。
- 開花予想:3月24日(火)〜26日(木)頃
- 満開ピーク:4月2日(木)〜4月5日(日)頃
- 最高のお花見週末:4月4日(土)・5日(日)
2026年は暖冬の影響もあり、春の気温上昇とともに一気に開花が進む可能性があります。
特に4月最初の週末は、栗林公園や紫雲出山などの人気スポット周辺で多くの人出が予想されます。
現在(1月下旬)、既に高松市内や琴平エリアの人気のホテル、およびレンタカーの予約が埋まり始めています。
もし宿泊を伴う旅行を計画されている場合は、希望の日程を確保するために今すぐ予約を完了させることを強くおすすめします。
桜の絶景と、本場の讃岐うどん巡り。春の香川県には、心もお腹も満たされる素晴らしい体験が待っています。
ぜひこの予想記事を参考に、思い出に残る素敵な春の旅を計画してくださいね。