2026年の春、絶景のお花見旅を計画している方へ。
山梨県といえば、なんといっても「富士山と桜」の共演が楽しめる、日本屈指の人気エリアです。しかし、標高差が激しい地形ゆえに、「甲府は満開でも、河口湖はまだ咲いていなかった…」というタイミングのズレによる失敗も起こりがちです。
「今年の開花はいつ?」「一番の見頃はどの週末?」
そんな疑問を解消するため、この記事では2026年の最新開花予想と、過去の傾向から分析したベストな時期を、地域別に徹底解説します。
定番の名所ランキングから、混雑を避けてゆっくり撮影できる穴場スポットまで。
春の山梨旅行を成功させるための「桜の完全ガイド」をお届けします。
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2026年(令和8年)山梨県の桜開花・満開予想

2026年の山梨県における桜(ソメイヨシノ)の開花は、暖冬の影響や直近の気温傾向を分析すると、平年並みか、やや早まる傾向にあると予想されます。
山梨県は周囲を山々に囲まれた盆地地形であり、春先の気温上昇とともに一気に開花が進むのが特徴です。ここでは、気象台のデータを基準とした具体的な予想日を見ていきましょう。
甲府市の開花予想日・満開予想日
甲府地方気象台(甲府市)にある標本木の観測データに基づく、2026年の予想スケジュールは以下の通りです。
- 開花予想日:3月22日頃
- 満開予想日:3月29日頃
- 見頃のピーク:3月29日~4月4日頃
例年、甲府市では3月20日前後に開花宣言が出され、そこから約1週間で満開を迎えます。2026年は1月〜2月の冷え込みが一時的に強まるものの、3月に入ってからの気温上昇が予想されているため、入学式シーズンより少し早いタイミングで見頃のピークを迎える可能性が高くなっています。
標高差による見頃のズレについて(甲府盆地 vs 富士五湖)
山梨県でお花見を計画する際に最も注意が必要なのが、「標高差」による開花時期のズレです。
甲府盆地(甲府市、笛吹市など)と、富士山麓エリア(河口湖、山中湖など)では、同じ県内であっても見頃の時期が2週間〜3週間ほど異なります。
もし3月下旬に甲府で桜を見逃してしまった場合でも、4月中旬に河口湖へ行けば満開の桜を楽しめるのが山梨観光の大きなメリットです。【最新版】気象会社各社の発表まとめ日本気象協会やウェザーニュースなど、大手気象情報会社が発表している2026年(甲府エリア)の予想データをまとめました。※2026年1月18日時点の情報です。最新の予報は各社公式サイトをご確認ください。
- 日本気象協会(tenki.jp):3月21日予想
- ウェザーニュース:3月23日予想
- ウェザーマップ:3月22日予想
各社とも3月20日過ぎの開花を予測しており、週末を利用してお花見に行く場合は、3月最後の週末(3月28日・29日)が最も確実な「お花見日和」となりそうです。
地域別!山梨県の桜の見頃時期マップ

山梨県は南北に長く、標高差も大きいため、桜前線が県内を通過するのに約1ヶ月ほどの時間がかかります。
「3月に行きそびれたけれど、4月中旬でも桜を見たい」といった場合でも、エリアを変えれば満開の桜に出会えるのが山梨の魅力です。ここでは主要な4つのエリアごとの特徴と2026年の見頃時期を解説します。
峡中・峡東地域(甲府・笛吹・勝沼)|3月下旬~4月上旬
県庁所在地の甲府市や、桃源郷として知られる笛吹市を含むエリアです。県内で最も早くソメイヨシノが開花する地域の一つです。
- 主な都市:甲府市、笛吹市、甲州市、山梨市
- 2026年の見頃予想:3月25日~4月2日頃
- 特徴:都市公園や河川敷の桜並木が多く、アクセスが良好です。
この地域では、桜の開花から少し遅れて「桃の花」も見頃を迎えます。4月上旬には、甲府盆地がピンク色の絨毯を敷き詰めたような絶景となります。桜と桃の共演を楽しみたいなら、4月の第1週が狙い目です。
峡南地域(身延・南部)|3月中旬~4月上旬
静岡県に隣接する県南部エリアです。温暖な気候のため開花が早く、特に歴史ある寺社仏閣の「しだれ桜」が有名です。
- 主な都市:身延町、南部町、富士川町
- 2026年の見頃予想:3月18日~3月28日頃
- 特徴:ソメイヨシノよりも開花が早い「エドヒガン」系のしだれ桜が多く、一足早いお花見が楽しめます。
特に身延山久遠寺のしだれ桜は、甲府市のソメイヨシノよりも3日~1週間ほど早く満開になる傾向があります。2026年は3月20日の春分の日前後には見事な姿を見せてくれるでしょう。
富士北麓地域(河口湖・山中湖)|4月中旬~4月下旬
富士山の麓、標高800m〜1000mに位置する高原エリアです。平地の桜が散った後に見頃を迎えるため、「遅咲きの桜」の名所として人気があります。
- 主な都市:富士河口湖町、富士吉田市、山中湖村
- 2026年の見頃予想:4月12日~4月20日頃
- 特徴:残雪の富士山と桜を同時に撮影できる、世界的にも有名なフォトスポットが集中しています。
都心の桜が終わった後の4月中旬がメインシーズンです。気温が低いため花持ちが良く、ゴールデンウィーク直前まで桜が楽しめる年もあります。新倉山浅間公園などの人気スポットはこの時期に混雑のピークを迎えます。
峡北地域(北杜・韮崎)|4月上旬~4月中旬
八ヶ岳や南アルプスの麓に広がるエリアです。樹齢数百年を超える「一本桜」の名木が多いことで知られています。
- 主な都市:北杜市、韮崎市
- 2026年の見頃予想:4月1日~4月10日頃
- 特徴:背景に雪をかぶった南アルプスや八ヶ岳を望む、雄大なロケーションが魅力です。
実相寺の神代桜(じんだいざくら)や王仁塚(わに塚)の桜など、孤高の一本桜を巡るドライブ旅がおすすめです。標高差があるため、同じ北杜市内でも場所によって見頃が1週間以上ずれることがあります。
絶対に見逃せない!山梨県の桜名所ランキングTOP5
山梨県には樹齢数百年を超える一本桜から、富士山をバックにした絶景スポットまで、多種多様な名所が存在します。
ここでは、検索数や観光客数、そして「一度は見るべき感動レベル」を基準に厳選したTOP5を紹介します。
1. 実相寺の山高神代桜(北杜市)|日本三大桜の威容

日本三大桜の一つに数えられ、樹齢約2,000年とも言われる日本最古級の「エドヒガンザクラ」です。国の天然記念物に指定されています。
老木ながら今なお春になると力強く花を咲かせる姿は、見る人に生命の感動を与えます。周囲には約8万本のラッパ水仙も咲き誇り、足元の黄色と頭上の薄紅色のコントラストが圧巻です。
例年の見頃は4月上旬ですが、2026年は少し早まり3月末から見頃に入る可能性があります。
2. 身延山久遠寺のしだれ桜(身延町)|圧巻の枝垂れ

日蓮宗総本山である久遠寺の境内には、樹齢400年を超える2本の大きなしだれ桜があります。
地面に届きそうなほど長く垂れ下がった枝に満開の花が咲くと、まるで桜のシャワーが頭上から降り注ぐような迫力があります。ソメイヨシノよりも開花が早く、例年3月下旬には満開を迎えます。お寺の荘厳な雰囲気と相まって、非常に幻想的な体験ができます。
3. 新倉山浅間公園(富士吉田市)|富士山×五重塔×桜

「富士山」「五重塔(忠霊塔)」「桜」という、日本の象徴的な風景を一度に写真に収められる場所として、世界的にも有名なスポットです。
展望デッキからの眺めは絶景ですが、桜の時期は非常に混雑します。早朝の時間帯を狙うのがおすすめです。標高が高いため見頃は遅く、4月中旬頃がベストシーズンとなります。
4. 慈雲寺のイトザクラ(甲州市)|県指定天然記念物

甲州市塩山にある慈雲寺の境内には、樹齢300年以上の「イトザクラ」が咲き誇ります。
一般的なしだれ桜よりも花色が濃く、鮮やかなピンク色の滝のような優美な姿が特徴です。背景にある岩山との対比が美しく、多くのカメラマンを魅了します。夜間のライトアップも行われており、昼間とは違った幽玄な姿を楽しむことができます。
5. 河口湖畔の桜並木(富士河口湖町)|湖越しの絶景

河口湖の北岸、特に円形ホール付近には約1kmにわたって桜並木が続きます。
ここでは「湖・桜・富士山」の3点セットを楽しめるのが最大の魅力です。毎年開催される「富士・河口湖さくら祭り」の時期には屋台も出店し、賑やかな雰囲気になります。ウォーキングロードが整備されているため、散歩しながらゆっくりお花見を楽しみたい方に最適です。
混雑を避けてゆっくり楽しむ「穴場」スポット

河口湖や身延山などの有名スポットは、シーズン中は駐車場に入るだけで数時間待ちになることも珍しくありません。
ここでは、比較的人混みが穏やかで、のんびりとお花見や写真撮影を楽しめる穴場スポットを紹介します。
大法師公園(富士川町)|「さくら名所100選」の実力
県内で唯一「日本さくら名所100選」に選ばれている名所ですが、甲府盆地の南端に位置するため、河口湖周辺に比べると観光客の集中が緩やかです。
小高い山全体が約2,000本の桜で埋め尽くされ、山頂からは富士山と盆地を一望できます。敷地が広いため、レジャーシートを広げてピクニックを楽しむ家族連れにも最適です。例年3月下旬~4月上旬に「大法師さくら祭り」が開催されます。
わに塚の桜(韮崎市)|田園に佇む孤高の一本桜
韮崎市の段丘にポツンと立つ、樹齢約330年のエドヒガンザクラです。背景に残雪の八ヶ岳が映える、絵画のような構図が人気です。
「穴場」として紹介していますが、近年はカメラマンに人気です。しかし、宴会をするような場所ではないため、静かに桜の美しさを鑑賞したい方にはうってつけです。混雑を避けるなら、早朝か夕暮れ時の訪問がおすすめです。
精進湖(富士河口湖町)|静寂の中で見る「逆さ富士」
富士五湖の中で最も小さく、観光開発が控えめなため、手つかずの自然と静けさが残っています。
河口湖のような派手な桜並木はありませんが、湖畔に咲く桜と富士山、そして湖面に映る「逆さ富士」を静かに独り占めできる可能性があります。人混みに疲れた時の逃げ場所として、知っておくと重宝するスポットです。
夜桜・ライトアップ開催情報【2026年版】

昼間の華やかな雰囲気とは一変し、夜の闇に浮かび上がる桜は幻想的で幽玄な美しさがあります。
2026年も県内各地でライトアップイベントが予定されています。ここでは、特に人気の高いスポットの開催予定情報をまとめました。
開催期間と時間まとめ
※開花状況により期間が前後する可能性があります。お出かけ前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。
| スポット名 | 開催エリア | 期間・時間の目安 |
|---|---|---|
| 舞鶴城公園 (甲府城跡) |
甲府市 | 3月下旬~4月上旬 日没~22:00頃 |
| わに塚の桜 | 韮崎市 | 3月下旬~4月上旬 18:30~20:30頃 |
| 身延山久遠寺 | 身延町 | 満開時の数日間 日没~20:00頃 |
| 富士・河口湖 さくら祭り |
富士河口湖町 | 4月上旬~4月中旬 日没~21:00頃 |
特に「舞鶴城公園」は甲府駅から徒歩圏内にあり、石垣と桜のライトアップを気軽に楽しめるため、デートや仕事帰りの散策に最適です。
夜桜見物の注意点
山梨県での夜桜鑑賞において、最も気をつけなければならないのが「寒さ対策」です。
盆地特有の気候や標高の高さから、昼間は暖かくても、日が落ちると気温が一気に一桁台まで下がることがあります。「春の装い」ではなく、「冬のコートやカイロ」を持参するのが正解です。
また、わに塚の桜など、撮影スポットとして人気のある場所では、三脚の使用ルールが設けられている場合があります。周囲への配慮を忘れずに楽しみましょう。
山梨のお花見に行く前に確認したいポイント

美しい桜を楽しむためには、事前の準備が欠かせません。特に山梨県は、都心とは気候や交通事情が異なるため注意が必要です。
ここでは、現地に行ってから「失敗した!」と思わないために、服装とアクセスに関する必須知識を解説します。
3月・4月の山梨の気候と服装|昼夜の寒暖差に注意
山梨県は盆地特有の内陸性気候であり、1日の中での気温差(寒暖差)が非常に激しいのが特徴です。
日中はポカポカ陽気で汗ばむほどでも、日が傾くと急激に冷え込みます。特に夜桜を見る予定がある場合、体感温度は冬と変わりません。
- 昼間(晴れ):長袖シャツ、薄手のカーディガン、スプリングコート
- 夕方以降・早朝:冬物のコート、ダウンジャケット、マフラー
「脱ぎ着のしやすい重ね着」が基本です。標高の高い富士五湖エリアに行く場合は、都心よりも気温が5度以上低いと考えて準備しましょう。
渋滞・駐車場情報とアクセス|中央道の混雑予測
桜のシーズンの週末、中央自動車道(特に小仏トンネル付近)は激しい渋滞が発生します。
特に東京方面への帰路は、夕方から夜にかけて30km以上の渋滞になることも珍しくありません。車でアクセスする場合は、以下の対策をおすすめします。
- 行きは早朝(朝6時台など)に出発し、午前中に現地入りする。
- 帰りはピークを避けて、温泉などで時間を潰してから夜遅くに帰るか、逆に昼過ぎに早めに切り上げる。
- 可能であれば、JR中央線の特急「あずさ」「かいじ」を利用する(※全席指定のため事前予約推奨)。
また、河口湖周辺や身延山久遠寺などの人気スポットは駐車場が午前中で満車になることが多いです。パークアンドライドや臨時駐車場の情報も事前にチェックしておきましょう。
まとめ:2026年の山梨の桜は3月下旬~4月中旬がベスト!

ここまで、2026年の山梨県の桜開花予想とおすすめスポットを紹介してきました。
暖冬の影響もあり、今年は平年並みかやや早めの開花が予想されています。改めて、エリアごとの見頃の目安を整理します。
- 甲府盆地・身延エリア(平地):3月25日~4月5日頃(春休みシーズンに最適)
- 富士五湖・高原エリア(高地):4月10日~4月20日頃(GW前の時期が狙い目)
山梨県の桜は、富士山や南アルプスといった雄大な自然とのコラボレーションが最大の魅力です。1月現在、桜シーズンの週末における人気の宿やレンタカーは、すでに予約が埋まり始めています。
最高の瞬間を逃さないよう、早めのスケジュール確保と宿泊予約をおすすめします。ぜひ2026年の春は、山梨で心に残る感動的な桜の景色に出会ってください。